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4.犬の生活ストレス

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犬の生活の質(QOL) 〜維持・向上〜

人間社会の暮らしにおいて、犬は様々なストレスに晒されています。 そして、それらのストレスが犬の行動問題の原因となっている場合が多々あります。 行動問題の有無、または、しつけ・トレーニングの有無に関わらず、まずは犬の基本ニーズを満たすこと。 そして飼育環境を整えることで不要なストレスを取り除くことが大事です。 そうすることで犬のQOL向上に繋がります。 

1.ニーズに関するストレス(満たすべき事柄)
  • 食事の内容が不十分
  • 排泄の制限
  • 散歩不足 (時間や距離ではなく、質の問題)
  • 運動不足
  • 安眠不足

2.環境に関するストレス(防ぐべき事柄)
  • 犬の居場所が不適切 (視覚・聴覚への刺激が強くて落ち付けない、など)
  • 犬舎・小屋・寝床などの作りが不適切 (上記に準ずる)
  • 散歩コース・時間帯の選択が不適切 (犬の社会化レベルに合っていない、など)
  • 飼い主の過干渉 (一方的な要求、愛情過多、など)
  • 理不尽なしつけ・トレーニングの強要 (飼い主側の理想の押し付け、など)

それでは、上記のストレスを排除すれば犬のQOLは満たされるのかと言うと、そうとばかりは言えません。 田舎でのんびり暮らしている犬であればそれで十分なのですが、人間社会の真っ只中で暮らしている犬にとっては、それ相応の生活スールや適度な我慢も求められる場面が必ずあります。 犬の精神および身体に対して過度なストレスを掛けるべきではありませんが、適度なストレス耐性を身に付けてあげる必要があるのです。 例えば、街暮らしでストレス耐性のない個体は、些細なことでも過度なストレスに感じてしまい、どんなに基本ニーズを満たしてあげても、どんなに環境を整える努力をしても、どうしても避けられない現実が犬が暮らす地域環境であり、飼い主の置かれた状況下での生活サイクルです。

3.ストレス耐性の向上(生活環境への適応性の幅を広げる)
  • 社会化
  • しつけ
  • トレーニング

◆バランスが大事
  1. ニーズを満たして生理的・精神的・身体的ストレスの蓄積を抑えること。
  2. ニーズを満たして生理的・精神的・身体的ストレスの解消を行うこと。
  3. 余計な(過度な)精神的および身体的なストレスを与えないこと。
  4. 精神的および身体的なストレス耐性の向上に取り組むこと。

以上の4つはどれが欠けても良くはありません。 また、どれかに偏リ過ぎても良くはありません。 4つのバランスが取れることで、犬のQOLは維持・向上が出来るというものです。
 
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